あなたの一日一善が冒険になるワクワクする「まちかどルート」の作り方

ーー まちかどルートと、西村さんについて教えてください。

もともと埼玉出身ですが、10年あまりの新潟市暮らしを経て、今は新潟県の十日町市で隠居生活をしています。隠居生活を始める前に、3年くらい地方のコワーキングスペースを巡る旅をしていました。当時のコワーキングスペースは黎明期で、入居している人たちも新しいもの好きな尖った人が多く、そういう人たちと出会い繋がることで仕事をしたり、イベントを開催したりしていました。まちかどルートは、一日一善といった具合に自分で何か良いことをすると設定して、これをクリアするとレベルが上がるゲーム性のあるSNSサービスです。

ーー まちかどルートの着想はどこから生まれましたか。

まちかどギルド」というアプリをリリースしていました。まちかどギルドは、町に住む人や、訪れる人が「まちの困りごと」をクエスト形式で解決するサービスです。一言で言うと、有償ボランティアのマッチングです。私は考案者としてアプリに携わっていて、モノを作る楽しさと、使ってもらう楽しさを知りました。プログラミングを始めて、自分でも何か作ろうと思って思いついたのが、まちかどルートでした。まちかどギルドが、ギルドマスターに頼まれた用事を解決するのに対して、まちかどルートでは自分で用事を決めて解決します。まちかどギルドがあったから、サブクエストとしてまちかどルートが生まれました。

ーー まちかどルートは何番目のプロダクトですか。

個人開発として取り組んだプロダクトしては、まちかどルートが最初です。

ーー 現在、まちかどルートを広めるために工夫はされていますか。

基本的に、Face to Face(面と向かって)で広めていくようにしています。十日町市で「ギルドハウス十日町」というシェアハウスのような住まいを設立して暮らしているので 、まず訪れてもらった人に紹介して、良いと思ったら使ってもらう。使い心地が良いと思ったら、さらに広めてもらえれば良いなくらいに考えています。あくまで自分本位で作っているので、マーケティング的に取り組むつもりはありません。

ーー ビジネスモデルのアイデアはありますか。

まちかどルート内で広告が発生したり、課金するようなことはありません。お金以外の価値をまちかどルートから得られれば良いなと思っています。

ーー 着想を得てから、今までで直面した課題はありますか。

プログラミング初心者ではありますが、特に困ったこともありませんでした。もし、困ったことがあったとしても多くの人たちがインターネット上に知見を上げてくれていたので、調べれば解決するレベルでした。どちらかといえば、アイデアを出すのが大変でしたね。続けるためには自分が本当に欲しいものでないと、モチベーションは保てません。まちかどルートという、開発を続ける理由があったのは大きかったと思います。

ーー 個人開発を進める上で何かオススメのツールはありますか。

Herokuです。Herokuであれば、コマンド1つでサーバーを立ち上げられ、デプロイができます。無料枠から有料プランに切り替えたり、New Relicのようなアドオンを加えるのもHeroku上のダッシュボードで簡単に操作できます。

ーー 無茶振りですが、開発会議ユーザーへメッセージをください。

まず、何を作りたいのかがはっきりしないと、開発は続かなかったんじゃないかなと思います。もし、作りたいものが分からなければ、一緒に考えられる仲間を持った方が良いです。仲間はコワーキングスペースや、ギルドハウス十日町で、少し足を運べばすぐに出会える、そういう時代ですよね。

まちかどルート
まちかどルート

まちかどルートは、2018年6月にスタートした自分で設定したクエストを達成するとレベルが上がるリアルRPGサービスです。


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